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縁(ふち)

木製縁の種類・2009年12月23日

縁のほとんどが木製です。木製縁は大別すると「生地縁」(木地縁)と「塗り縁」に分けられます。塗り縁の方が主力ですが、近ごろは、生地縁の細縁が好まれる傾向にあります。

しかし、生地縁は日に焼けやすく、汚れやすいという欠点があります。その点、塗り縁は汚れもつきにくく、耐久性に富み、特に天然漆を使ったものが、もっとも優れています。

A)生地縁

生地縁には、赤味杉柾、檜、ひば、たも、栗、などが用いられますが、これらの国産材はだんだん手に入りにくくなっているのが現状です。そこで、それにかわって外材の
スプルース、米杉柾などの生地縁が大半を占めています。

生地縁は、全く加工しない生地のままのものと、汚れ止めに、ワックスや透明塗料を塗ったものとがあります。

B)塗り縁

塗り縁の下他の素材としては、檜、ひば杉、スプルース、米杉などですが、やはりこちらもスプルース、米杉が主です。塗料は、漆、カシュー、ラッカーなどで、主流はカシューです。

参考文献「襖考」